パリコレッ!芸術祭2018 八木道夫個展「無声の詩(うた) 」

開催:2018年9月5日(水)~9月12日(水)

ピエロが語る八木道夫の世界。

ル・サロン展銅賞・銀賞、ルーブル美術館SNBA展において作家賞を受賞。
国内では文部大臣賞受賞等、国内外で活躍している町田在住の洋画家:八木道夫のパリオ初個展!
会期中は、ご本人も在廊します。(9/9除く)
9月7日(金)には、15:00〜レセプションパーティーも開催されます。
どなたでもご参加いただけます。

ル・サロン銀賞受賞作品 「爾 時」(にじ・そのとき)F60

ピエロを描く洋画家 八木道夫
「夢を持っていますか」

 八木道夫氏は、日仏現代美術展ではフィガロ賞受賞を皮切りに、フランスで350年の歴史を持つ公募展ル・サロンでの銅賞・銀賞。
 日本国内では文部科学大臣賞、 3.11の鎮魂歌連作で 最優秀芸術賞など、国内外を問わず数々の賞を受賞。 昨年12月にはルーブル美術館フンス国民美術協会SNBA展では作家賞を受賞し活躍しています。

  1947年静岡県焼津市で生まれた八木氏は、生まれつき耳が聞こえません。氏にとって、絵は自分の心の内面を表現する為の手段であり、言葉でした。高校を卒業する頃、絵の世界で生きる決意をしますが、学校の進路指導から外れていた為、両親共に猛反対を受けます。それでも差別と戦いながら奥底にある内面を絵画で表現したいと葛藤が続きます。
 あるとき、店先から自分に何かを語りかけるピエロの人形と出会い、自分の生き方を問い直すきっかけとなりました。
喜怒哀楽の表情をみせるピエロの人形を通し、画家としてスタートします。 

 氏は、「あきらめないで続けてごらん。必ず何かが見つかるよ。」、そして「人生は楽じゃありません。苦しいこともある。悲しいこともあるけれど、喜びもある。大切なのは、人との繋がりです。絵は私の人生そのものです。ピエロとともに描き続けていきたいと思っています。」と語ってくれました。 

観るものの心を魅了する八木氏の世界観は、いつまでも我々に感動を与えてくれることでしょう。
       
〔現在〕 国画会会友 / ル・サロン会員 / ウィーン・ハプスブルク宮廷芸術会員 /(公財)日本チャリティ協会カルチャースクール絵画講師 / 静岡県焼津市 親善大使 / NPO法人日本聴覚障害者芸術協会理事長

ご挨拶

この度 パリコレッ!芸術祭2018の仲間入りができたことを大変うれしく思っています。

町田にアトリエを構えてかれこれ30年が経ちますが、
申し訳ないことにパリオという空間があることを全く知らず、
たまたま昨年 音楽家手使海ユトロ氏にご縁を頂き「まほろ座」を知り、
「パリオ」を知るに至りました。

幼い時から、画家になりたいと決意し画業50年が過ぎようとしています。
聞こえないというハンデがありましたが、描く世界は自分との闘いの中で表現し続けてきました。
お陰様でピエロの歴史、その喜怒哀楽が私の代弁者となりライフワークとなりました。
今日の発表の場を迎えることが出来た事は、一人でできたことではなく、
大勢の方々に支えられ励まされてきた事にほかなりません。
心からお礼申し上げます。
ピエロが観ていてくださる方に何を語りかけてくれるのか! 
描くものとしても、とても関心があることです。
 ピエロに託した拙い私の世界観をご高覧いただければありがたいです。
どうぞお楽しみください。

同時に町田が福祉の町田から文化芸術を発信する芸術の町田に! 
変貌していくことを願ってやみません。

画家 八木道夫

<ギャラリーウォーク>

パリコレッ!芸術祭2018 八木道夫個展 「無声の詩」と
横浜市にある「長屋門ギャラリー」の二か所を回られた方には抽選で特別なプレゼントがあります★
ぜひ、この秋はギャラリーウォークをしてみてはいかがですか?

2018年9月1日(土)~9月30日(日)
長屋門ギャラリー
横浜市瀬谷区阿久和東1-17
TEL/FAX:045-364-7072

開催概要

日 付
2018年9月5日(水)~9月12日(水)
時 間
10:00~18:00
*初日5日は13:00~ *最終日12日は16:00close
会 場
町田パリオ3Fフリースタジオ・パリオ
料 金
入場無料
共 催
町田パリオ
お問い合わせ
町田パリオ管理事務所 TEL:042-725-3710(10:00~18:00)

パリコレッ!芸術祭2018
2018年8月2日(木)〜11月18日(日)
町田パリオ3・4Fイベントスペース

パリコレッ!とは、町田パリオが「コレッ!!」とオススメする”まちだのいいこと・いいもの"のこと。
今年も、様々なジャンルの芸術分野で活躍されている方々がパリオに集結しました!
「芸術の秋」をぜひ、パリオでお楽しみください。