多摩美術大学 情報デザイン学科メディア芸術コース3年次 学外展 "Planet P"
この度、私たち多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース3年生一同は3年生学外展として町田市内パリオフィールド(町田パリオ4F)にて「Planet P」を開催いたします。
制作の成果として毎年ご好評を頂いております3年生学外展は、今回で11回目を迎えます。日常の中で多用されるメディアは、今や私たちの生活に深く根付いています。メディアは時にフィクションを通じて構成され、それが観る者にさまざまな感情や思考を喚起する力を持っています。設立より26年を迎える私たちメディア芸術コースの学生は、このメディアを通じて、私たち自身からしか生み出せないアートを日々探求しています。
私たちは、メディアが持つ「うそ」とも言える特性に魅了され、それを独自の視点で作品に反映させています。現実の一部を映し出し、時には現実を超越する新たな視点や物語を生み出す可能性を秘めているからこそ、私たちは「うそ」を一つの表現手段として捉えています。
本展のタイトルの「Planet P」とは、地球が住めなくなった時に移住するかもしれない架空の惑星「Planet B」という言葉をヒントに、悪気のない「うそ」を意味する "prank" に着想を得て、頭文字の「P」を使い新たな舞台を作り上げました。ここでは、若き「うそつき」たちが新たな惑星を築き上げているのです。 展示される作品は、ユーモアに溢れたものから、風刺を効かせたもの、心に響く深いメッセージを持つものまで、多岐にわたります。それぞれの作品が形態は異なれど、その奥底に「うそ」の中に秘められた情熱と、決して冷めることのない熱意が存在しています。
本展に寄せて、ゲストとしてメディア芸術にちなんだアーティストの小松千倫氏、シシヤマザキ氏、久保田晃弘氏、谷口暁彦氏がお越しになります。
▶︎2025年1月26日(日)
▶︎ゲスト:久保田晃弘さん、小松千倫さん、谷口明彦さん、シシヤマザキさん
12:00 トークショー前半戦
12:30 公開講評会
13:30 トークショー後半戦 学生からのお便り&質疑応答
14:30 休憩&ライブパフォーマンス準備
15:30 ライブパフォーマンス
17:30 終了
*小松千倫 :
音楽家、美術家、DJ。これまでに様々なレーベルやパブリッシャーより、複数の名義で膨大な数の音源をリリース。また、情報環境下における身体の痕跡とその記録、伝承について、光や音といった媒体を用いて制作・研究している。(作家HPから引用)
*シシヤマザキ :
水彩画風の手描きロトスコープアニメーションを独自の表現方法として確立。 独特のピンク色を多用した作品は、シシピンクと呼ばれている。 CHANEL、PRADAや資生堂などのブランドのプロモーションイメージの制作を担当し、世界的に活躍している。(作家HPから引用)
*久保田晃弘 :
1960年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース教授/アートアーカイヴセンター所長。芸術衛星1号機の「ARTSAT1:INVADER」でARS ELECTRONICA 2015 HYBRID ART部門優秀賞をチーム受賞。「ARTSATプロジェクト」の成果で、第66回芸術選奨文部科学大臣賞(メディア芸術部門)を受賞。(作家HPから引用)
*谷口暁彦 :
1983年生まれ.メディア・アーティスト、多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース専任講師。メディア・アート、ネット・アート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表してる。(作家HPから引用)
開催概要
3年生一同/メディア芸術コース研究室
Tama Art University Department of Information Design Art and Media course
メール 2024gakugaiten.tamabi@gmail.com