3つの「顔」が描き出す、画家ながさわたかひろの現在地!
町田市在住の画家ながさわたかひろ氏による個展を開催。
2010年、野村克也監督の最終年であった東北楽天ゴールデンイーグルスの全試合を
銅版画で描き綴った『プロ野球画報』で「第13回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)特別賞」を受賞するなど、
独自の着眼点で「顔」を描き続けているながさわたかひろ氏。
本展では、「第26回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展」出品作である《愛の肖像画》シリーズと
《1,000人の肖像 [ウィズコロナの肖像]》を再構成した内容の他、
FC町田ゼルビア2024シーズンを描き綴った新作《サッカーJ画報 [ゼルビア編]》を展示。
それぞれ画材、描き方、コンセプトが全く異なる3つの「顔」が会場中でひしめき合います。
息を飲むほどのスーパーリアリズムから、デフォルメされたイラストレーションまで、
コンセプト毎に手法を変えながら描かれる顔の数々からは、
日々描くことを止めない作家の執念すら感じられます。
また、2017年に町田市立国際版画美術館にて開催された
『インプリントまちだ展2017』への出展誘致をきっかけに町田へ移住したながさわ氏。
これを契機に、現在に至るまでFC町田ゼルビアを毎試合描き続けています。
それから苦節6年、絵での応援の甲斐あって、チームは2023年にJ1昇格を決めました!
本展では、J1初挑戦となる2024年シーズン最新作を展示いたします。
《愛の肖像画》シリーズ(鉛筆/サイン)
憧れの人に絵で告白し、その返答を絵に書き込んでもらうことで完成する、“無理矢理なんだけどコラボ作品”。
《1,000人の肖像 [ウィズコロナの肖像]》(アクリルガッシュ)
3年超続いた巣ごもり生活の間、毎日個人的トピックから選出した1人を描き続けたコロナ禍の記録。
《サッカーJ画報 [ゼルビア編]》(ペン/色鉛筆)
J1初挑戦となったFC町田ゼルビア2024シーズン全試合の記録。
白熱する記念すべき1年目の選手たちの躍動の瞬間が切り取られる。
最終節までの各選手をピックアップし、再編集した年間ポスターも展示予定!
作家は毎日在廊!
さらに、自費出版の展覧会図録「愛の肖像画 ながさわたかひろの冒険 2019-2023」を販売!
会場でお買い上げの際、ご希望あれば似顔絵を描きます!
ながさわたかひろ プロフィール
1972年、山形県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業、同大学院造形研究科美術専攻版画コース修了。
2010年、野村克也監督の最終年であった東北楽天ゴールデンイーグルスの全試合を銅版画で描き綴った『プロ野球画報』で「第13回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)特別賞」を受賞。
著書に『プロ野球画報2015東京ヤクルトスワローズ全試合』『に・褒められたくて/版画家・ながさわたかひろの挑戦』等。2017年、町田市立国際版画美術館で個展「絵描き・ながさわたかひろ、サッカー・FC町田ゼルビアでブレイク刷ルー!」を開催。
開催概要
レイトオープン:12月13日(金)20:00まで
※最終入場30分前まで
パリコレッ!ギャラリーとは
パリコレッ!とは町田パリオが「コレッ!!」とオススメする"まちだのいいこと・いいもの"のこと。町田パリオ3Fの「ギャラリー・パリオ」にて、町田パリオがおすすめするアーティストたちのアートの展示を行います。子どもから大人まで、三世代がいつでも気軽にアートを楽しめる場です。
▶︎次回のパリコレッ!ギャラリーは…
coming soon...!